翔「・・・どうしよう・・・」
ルーク「・・・翔、悩んでないで放してくれない・・・?」
翔「あぁ、ごめんルーク。良い勉強になったよ」
零「わ〜いっ、ボクもボクも〜〜〜★」
ぱふっ
零「うわぁ、ふかぁっふかぁっ。きもちい〜〜♪」
レ「ルークが困ってます・・・。」
翔「はいはい、もういいだろ、零」
珪「・・・ちょっとそれこっち寄越せ、ルーク」
ル「あ、うん・・・(ゴソゴソ)・・・ハイ」
翔「珪〜お前ね〜、ルークは年上なんだからちっとは敬・・・」
ぽんっ
翔「!?」
珪「ん〜、似てることもないがやっぱ違うな・・・」
零「あぁ〜っ、ずる〜いけい〜〜、ボクもボクも〜」
レ「あの、状況を御説明しますと、ルークが投げた枕を翔に押し付けてそのまま抱き締めました。どうやら翔は放心状態なようです。」
ル「うわ〜、珍しいものを見ちゃった・・・」
翔「・・・いい加減放せよ。苦しい・・」
珪「あーあ。シオンじゃなくお前が女だったら良かったのに。身長も抱き締めるのにちょうど良いし」
どかぁぁっ
翔「俺はお前の抱き枕じゃない。ちなみに女でもない。悪かったな身長低くて(部屋の温度が五℃下がる)」
零「あぁっ、まってぇ、かけるボクもボクもっ★」
ぱふっ
零「んにゃ〜、きもちい〜〜・・・」
翔「零? もう枕入れてないよ? ってあぁ寝ちゃった・・・」
レ「・・・大丈夫ですか? 珪」
珪「っつーちったぁ手加減しろよ」
翔「いやーついつい力が入るような発言されちゃったからさぁ」
珪「へいへい悪かったって。・・・しっかし・・・こうなったら脱いだコト見るしかねぇな」
翔「風呂に入ってるとこでも盗み見る気か? それはヤバいだろ・・・」
珪「平気だろ。男だったら問題ねぇし、女の裸くらいで欲情しねぇから安心しろよ」
翔「安心できるかよ(汗)・・・いっそのことさぁ、本人に直接聞くってどうよ?」
珪「・・・アホか」
レ「真実を答えるとは限らないんじゃ・・?」
翔「う〜ん、そうかなぁ」
珪「信用してるのか?」
翔「(微笑み)珪なんかよりはよっぽど。俺達に嘘つくって言うんなら何か理由があるんだろ。シオンの言うことを信じるよ、俺は」
珪「(むっ)なんでそんなに信用する気になるんだよっ」
翔「だって、俺シオンの事好きだもん」