poet

 せっかくの時間、その対話なのだから
 高級な万年筆だのは使わぬのかと問うてみて…
 あっさり否と判決が出た
 シャーペンか、圧倒的にエンピツだ

 もうこうなってくると極端で
 つまるところ理由などない
 ときめきと出逢ったばかりの言葉にかえてもいいが
 私らしく言いかえるならつまり「萌え」

 真の萌えを己が内に発見して
 本当に愛でることが私らしい愛で方ができる

 書く作業自体に萌えを見いだすなら
 私の場合筆記具はエンピツにおいて他ならぬ
 心配なのは、このノートの頁の残数であるが
 新たなる萌えとの出会いが待っていると思えば
 ストックのノートを使うにせよ探すにせよ
 また楽しくてワクワクして仕方ないではないか



※マーカーと高級なケースに入ったレポート用紙も試そうとして、なんかしっくりこない

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