それは、認める
たしかに、私は
私は、あまり、うまく生きていくのに向いてない
いろんなことが、情けないくらい不器用すぎて
泳ごうとすると、おぼれてしまう
それでも生きていくことが義務だ……と
思うようになったのはいつのころからだろう
役に立たない存在など
消えてしまえばいいと思いながら
それでもけっきょく私は生きているし生きてきた
……それも、なんとなく
いろんなことに感謝はしているし
だから、生きて小さくても何かを
何かを還元しなくちゃ、って言うのも
わかっているし思っているけど
なのに
いつも
いつも
たぶん、ずっと前から
自殺という選択肢がうしろをつきまとって離れないでいる
※ホントは『ネクローシス』も書きたかったんですが……結局いいのが思い浮かばなかった。