ただのバイトとあなたは笑うかもしれない
けれど私にとっては
2枚の賞状の資格免許より
あの病院の採用通知より
それは重たい一本の電話となった
母がくれたあの三月のメールに似ている
自力でレタックスを開封する勇気のなかった
あの日のメールに 短い一文に
それはそれはプレッシャーを与えられ
ボロをぽろぽろと出しまくり
ああ薬を飲んでくればよかったと
再び思うような面接を受けて
トイレにこもって泣く寸前だったのだ
お断りの電話もすばやく入れた
それでも一人暮らしの夢を見るが
その前に自分の足元からの改革を考える
身の丈に合った生活ができればそれでよい
モノは見極めてお気に入りだけ流動していればいい
本当に小躍りさえしたのだ
きっとこれは
私の人生をかえる一本の電話
※祝・バイト合格。他の面接受けてたときのボロボロっぷりたらなかった