writing

 どんなに小さくて
 なのにどんなに重たいのか
 コトバのもつ力くらい、わかっているけど

 なんだか意味もなく苦しい
 よくわからないんだ
 なんと言っていいのかもわからない

 書きたいこと、伝えたいコトバ。
 きっとほんとは、山ほどある
 心の奥であばれだしそうになっている
 そんな気さえするのに

 なんと書いていいのかがわからない
 そもそも

 書きたいと想う心が
 あのキラキラとしてワクワクとしていた心が
 不思議なくらい沸いてこない

 まるで火がくすぶっているような状態
 燃えつきて……しまいたくはない
 そうは、思える
 ひとふきすれば驚くほどに燃え上がってくれるんじゃないかって
 変に期待もしてしまうけど
 そんなきっかけそうあるはずもない

 虚っぽである心を
 さびついてゆく自分を
 その小ささを

 たしかに今までも、書きしたためてきた

 消えてしまいたいわけでもなく
 でも、書きたいこともないわけじゃない
 なのにどうしようもなく満たされない

 そのことが苦しくてたまらない
 そんな自分は
 どうしたら、いいんだろう……?



※このタイトルをほんとに今ここで使っていいのか、に少し悩みました。黄色の詩は書くことを、書く機会が、とても多いので。

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