FEAR

 どうしよう。
 おそろしい……とさえ思う
 恐れていた事態だ、ひどく嘆いてだっているんだ怖いんだ
 受け止めなければいけない事実だっていう、コトだって

 それなのに……

 どこかに余裕がある、安堵の息をつく余裕さえ

 何故、などと問う気はない、理由は私自身が良くわかっているから

 そう。
 どこかで……望んでさえいたのか、躓いてしまうことを、先に進めなくなることを

 それを、ためらっていたし、どこかで恐れていたのは確かにまぎれもない事実
 先に進む、というただ、それだけのことを



※回りがどんどん進んでくのに、なぜか進むのが怖かった。立ち止まる結果になったのは残念でも有るけれど、自分にとってはよかったと今は思えてくる。

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