すでに、私が抱いているのは絶望
未来が光り輝いてるなんて嘘でしかない
虚構の世界
希薄な世界
わたしが生きているのは所詮そんな世界
信じれば裏切られる
求めれば拒絶される
本気になるだけ虚しい
この世界
そんな事くらいわかってる
でも……
それでも……
私は死ねない、死にたくなんかない
私をここに縛りつけるのは
私自身から生まれたこの言葉たち
私自身から生まれようとしている言葉たち
私自身のなかに眠る言葉たち
その言霊が呪縛となって
この地に私を繋ぎとめる鎖
呟いた本人でさえ
吐き捨てたつもりで
けれど
実は魂からの叫びだった
その言葉たち
※『空虚な日々』という以前参加させていただいていたウェブリングが、毒吐き、絶望、逃避、などをキーワードに
"……でも、死にたくない"というモノをでした。そこを見ていて、自分にとっての詩を書くこと、っていうのと重ねて書いたものです。残念ながら、このリングは閉鎖されてしまったのですが、そういった素敵なリングを見つけたらまた参加したいかと思います。