そもそもセサまんって何よ?
 セサミ饅頭、略してセサまん。作ってる最中わきで「ごまちゃんのごま饅頭? いいね」とか言われたけどきゅ〜っとか鳴くアレとはあんま関係ありません。
 セサミ、というのはABYSS内に登場する謎なイキモノ。アリエラちゃんという女の子と仲良し。現在マスコットの名をほしいままにしとります。

そのきっかけは
 メッセ(チャット状態)で話題になったことだった。名づけて『セサミまんじゅープロジェクト』。
 以下、話題の一部抜粋

  「そういえばアリエラはセサミまんじゅー持っててお腹減った人に渡すんだって…アンパンマン?(笑)」
  「中身ゴマアン」
  「ごままんじゅう……」
  「アンパンマンだとセサミが減っちゃうから怖いよー」
  「僕の顔をお食べ」
  「しかもアンパンマンと違って補充できないじゃん」
  「セサミとは別らしい。私も一緒かと思ったよ」
  「つまりあれか。Abyss名物セサミまんじゅー」
  「買うよ私」
  「おお、いいなぁ、セサミまんぢゅー」
  「柔らかな餅の中には上品な甘さの胡麻あん」
  「あれでしょ、おまけについてるマスコットがおなか押すとごま〜って鳴いたり」
  「お茶のお供にセサミまんじゅー」
  「セサミネタで盛り上がるなぁ」
  「ばら売りから贈答用の20個箱詰めまでご用意」
  「ますますマスコットキャラらしい」
  「〜ABYSSにお立ち寄りの際は、是非お買い求め下さい〜みたいな」
  「ぷ○まんのよーだ。(凍らすとうまいんだよなアレ)」
  「そのうち通販のコーナーができるんだ」
  「上手い具合に締めちゃったよ」
  「いいなぁ」
  「誰か作らないかなあ」
  「お中元・お歳暮に全国発送承ります」
  「送料は無料です」
  「(離島地域は別途船便代等がかかります)」
  「細かい!(笑)」
  「それが世の中の通販の常套手段です!」
  「ああ、やっぱり別途かかるんだ!?」
  「離島の罠…」
  「でも分割金利手数料はそっち持ちだよね!!」
  「分割払いにする程値が張るんだろうか」
  「う〜ん、まあ、通販の常套句ってことで」
  「宅配はABYSSの男どもに配達させればいいだろう」
  「人件費がかからなくてグー……?」
  「それが目的です!>人件費ゼロ」

 さて、どれが誰のセリフでしょう(笑)
 で、結局試しに作ってみてしまった。けっこう好評なので嬉しかった感じ。

まずは買出し
 とりあえず話題に上ったし『ぎゅうひ』と『ごまあん』そして、立河氏の雑記で見つけた、目・鼻には『胡麻』があればできるだろうと思い、必要と思われるものを購入。
 えーと、材料は16個分で白玉粉(100g)、片栗粉(g)、砂糖(30〜60g)、練り胡麻(黒?g)、こしあん(? g)、いり胡麻(適量…黒32粒、白16粒以上?)。あんことゴマの量を書いた紙紛失。比率はこしあん40gに対して練りゴマ小さじ1ぐらいだったはず。
 ……右の奥に見えている同時に買ったものは気にしてはならない。(趣味)

ということでレシピ&作成過程
[胡麻餡]
  1.つぶあん40g、ねり胡麻小さじ1ぐらいの比率で、へらなどでよく混ぜる(密閉容器が便利!)
  2.味をみて比率を調節し、必要であれば砂糖や蜂蜜で甘味をつける
 これだけです。市販のあんこを買ってくるとことのほか甘いので砂糖はわざわざ入れるほどでもないかも。  今回は甘味付けに寒天蜂蜜を使用。フツーの蜂蜜がなかっただけなのだが寒天のおかげか滑らかになっていい感じ。
 市販の胡麻餡があればそれを使用してもいいし、逆に作る気力があるんならあんこを小豆から作って、練り胡麻も胡麻から行ったりすったりして作ってもよいかも。
 それと、あんこはつぶあんでもいいし、練り胡麻も白胡麻でもおっけー(たぶん)。黒胡麻のほうが風味がよく、こしあんのほうが滑らかさが出そうだったので今回はこの組み合わせを選択。(しかもゴマ餡ってアズキあん遣わずに作る方法もあるようらしい。黒砂糖のシロップと混ぜてつくる)
 セサミの色あいを大切にしたいのなら白ごま白あんでもたぶんおっけー。

[求肥(ぎゅうひ)]
  1.白玉粉(50g)、砂糖(15〜30g)、を耐熱容器に入れ、水(90cc)を少しづつ入れて溶かす。
  2.白玉粉がとけきったら、ラップをかけ、レンジで3分ほど加熱する。(600W)
  3.透明になってコシがでてくるまでへらでかきまぜる。
  4.かき混ぜたら片栗粉を引いたバットのうえに取り、形を軽く整える(写真)
 白玉粉で作るタイプのもの。とりあえずググったら意外と簡単に見つかったのでそれでやってみる。
 面倒くさいのでやっぱり甘味は寒天蜂蜜で。さらに、計量面倒くさいとかそんな理由でヨーグルトについてる砂糖(一袋15g)を使用。
 レシピでは白玉粉:砂糖=1:1だったが、ことのほか甘かったので控えてみる。甘さ的にも解け具合も全然おっけい。
 ちなみにうっかり熱湯で溶いてしまい、袋半分くらいの粉を無駄にしてしまったのはオフレコで。
 (水でしっかりと溶かないとダマになる。逆に火にかける前からこねつつ混ぜつつしっかり溶かすととても滑らかでいい感じ)
 できた求肥は8等分しておきましょう。スケッパーがない場合は『下敷き』が便利(ちゃんと消毒してから使いましたよ!!)

[饅頭作り]  求肥を伸ばし、胡麻あんを適量のせて包みます。楕円になるように形を整えて、包んだ部分は下になるようにおいておくとしっかりとする。
 求肥は手でも十分伸びるけど、打ち粉をしたまな板とめんぼうを使うと便利。飾り付けまで放置する場合はラップもかけておいたほうが無難。(求肥はすぐにカチカチになりやすい!)


飾り付け

 ………あからさまに狙った配置なのは気にしてはいけない。セサミを作るというよりばらす道具にも見える。

[飾り付け]
 炒り胡麻を目と鼻に、手足ははさみで切りつつ延ばして整形。結論は……手足と尻尾はなんかうまく作れない。なくても十分かわいいので、どうしてもほしければ切れ込みを入れなくても形をちょっと押し付けるとか色をつけるとかでも平気そう。
 黒ゴマを目に、白ゴマ(黒の炒り胡麻をかってきたら、意外と中に皮がはがれたものが混じっていた)を鼻に。偶然見つけて松の実を予定していたけど、コアラ顔になってしまった。みたかんじ、鼻があったほうがかわいげ。
 ピンセットで胡麻を付けていく。そのままでははがれやすいので、砂糖を同量の水で溶いたくらいのシロップにいったん胡麻をくぐらせてからつけるときれいにつく。今回はおちょこの中に、コーヒーシュガーを入れて溶かして使った。つまようじなどで少し穴を開けておくと取り付けやすい。

完成図
 完成図。これは試作品段階。意外と簡単にできたので、あなたもぜひれっつちゃれんじ。
(出来立てほかほかのセサまんはえもいわれぬおいしさv)
 すぐに食べない場合、ぎゅうひは硬くなってしまうので一個一個個包装が御勧め(短いラップで十分)

もうひとつ
 ネタがあったのに、激写しとくのをすっかり忘れてた。
 このセサまん(個別包装)を持ち込むのに、何かいい容器は無いかと家の中を物色して。
 見つけたのは、『ぷよまん』の容器でした。セットの紙袋も見つけてそれで持ち込みましたよ、バイト先経由して!!

【BACK】