唄いつがれるから名曲なのか
名曲だから歌いつがれるのか
メロディがいいからつがれるのか
詩がいいからつがれるのか
共感を覚えるから名詩なのか
理解不能だから名詩なのか
理想を詠うから読みたくなるのか
現実を突きつけるから読みたくなるのか
唄いつがれるようなうたの
その詞は確かに力強いが
ただわたしは
むしろ、その場で読み捨てられて
けれど、己の存在した証としての
そんな詩が書きたいのだ……
※でました詩論シリーズ(なんのこっちゃ)。最近「詩を書くこと」自体についての詩が増えてきてもう詩を書くために詩を書くみたいな……(なんのこっちゃ)。
名詩集みたいなの買って、北原白秋(『待ちぼうけ』とか『からたちの花』とかの作詞者)読んでるときにふっと思いついたもんです、ええ。