獅子を手なづけるが如く この心さえ手なづけることができれば いったい、どんなに楽かしら けれど 私たちの間にはコトバがあるから 獣たちと違って 会話のためにはコトバが要るから 不思議と、それが壁になる そう、 私の心を奪っていった人は―― だからせめて だけどせめて 私はあなたと『同等』の立場に居たい 私の存在が、 あなたの力になれるようになりたい……